こんにちは。
いよいよ平成最後の日となりました。
私の人生のほとんどが平成の時代でしたので、色々な思いを振り返りながら
『令和』へと変わる瞬間を目に焼き付けたいと思います。
さて、今日をもって天皇陛下が退位されるのですが、陛下が即位して初めて
被災地を訪問されたのが、長崎県雲仙普賢岳の土石流で被害を受けた島原でした。
今でこそ被災者のかたと目線を合わせて、膝をつきお話しされる姿はごく自然の
ように感じますが、当時は珍しく、さらに被災して間もない現地へ向かうのは、
安全面などを考慮すると極めて異例だったそうです。
このような姿勢・人柄は『平成流』と呼ばれ、その後定着していきました。
私も一度だけ、天皇皇后両陛下が長崎を訪問された際、沿道で目にする機会がありました。幸運にも近くではっきりとお見受けすることができました。
なんだか今日で『平成』が最後で、明日から『令和』となる実感はあまりないですが、
これまでの天皇皇后両陛下のご公務の様子や、お言葉を拝見すると
毎回優しい気持ちにさせてくださり、頑張って来れた気がします。
ご高齢で、お身体も万全ではない中、休むことなく国民の平和を願い続け、新しい
元号へ導いていただきありがとうございました。
本当に本当にお疲れ様でした。
長崎店 山道