こんにちは長崎店の内田です。
今日の長崎は朝から雨が降り、気温も低く、通りを歩く人の多くは秋らしい服装に変わっていました。
気づけば暑かった夏も終わり、肌寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
7月から長崎店にて勤務をさせて頂いて3ヶ月が経ち、多くのお客様の笑顔が見られ大変嬉しく感じます。
話は変わりますが、本来であれば10月7日の今日から長崎では「長崎くんち」が開催される予定でしたが残念ながら中止となりました。
長崎くんちは、長崎の歴史や風土を反映し、異国情緒たっぷりの演し物(だしもの)である「奉納踊り」が最大の見どころで、10月7日の前日(まえび)、8日の中日(なかび)、9日の後日(あとび)の3日に分けて行われます。
また、長崎くんちの開催日以外にも、10月1日にはくんちの始まりを告げる「事始(ことはじめ)神事」と
神輿守(みこしもり)町の清祓いが行われ、10月3日には使用する衣装や道具をお披露目する「庭見せ」、リハーサルを行う10月4日の「人数揃」(にぞろい)など、秋の長崎くんちに関連した行事で大忙しです。
くんちという名称は「9日(くにち)」からきていると言われています。旧暦の9月9日は「重陽の節句」にあたり、祭礼を催すための良き日として9日が採用されたようです。
長崎くんちの他にも、博多おくんち、唐津くんちなど、九州地方に「くんち」の名前が定着しているのは、古くから南蛮貿易や朝貢貿易が身近にあったからかもしれませんね。
今年の長崎くんちは残念ながら中止となりましたが、出島メッセ長崎にて開催される「ながさき大くんち展」では、くんちで用いられる曳き物や担ぎ物が展示されます。
長崎くんちを体感できるイベントとなっているので、お祭り好きは必見ですね。
◎龍踊り
◎鯨の潮吹き
来年こそは、長崎の街に賑わいが戻りますように。