爽やかなお天気で始まった令和。
すがすがしい話題を書きたかったのですが、ここ最近、痛ましい交通事故が続きますね・・・。
近頃の車は、安全アシスト機能に優れ、車線をはみ出した時教えてくれたり、
先行車の発進の注意を促してくれたり、追突しそうになったらアラームが鳴ったり
と、色々アシスト機能がついている車も増えました。
警告音と同時に画面に警告の文字が出たりもしますが、運転中に読む暇はなく、
実際は警告音を聞いて判断する事が多いと思います。
補聴器をつけていただいた方で、よくあるのですが、
「車が色んなアラーム音を出してるのを今まで知らなかった!補聴器つけて初めて聞こえた!」
と言う方がとても多いのです。
補聴器をつけて運転していたら、急にピピピピとアラームが聞こえたので、
「何の音?」とびっくりして助手席に座っている奥様に聞いたら
「はみ出したからアラームが鳴ったのよ。いつも鳴ってるじゃない。
まさか、これが今まで聞こえていなかったの?!」
と奥様も本人もびっくりしたという話をよく聞きます。
本人は、そこに音がある事をもともと知りませんし、同乗者はそこに音があるのに
運転者にその音が聞こえていないとは思っていない。
だからずっと気付かないままなのです。
ご高齢の方の場合、高音の方から聴力が落ちて行く事が多いといわれていますので、普段の会話はそれほど困らない方でも、アラーム音となると聞こえないという方も多いのです。
我が家、家族の車は安全アシスト機能付きだから安心だと思っておられるようでしたら、一度アラームがきちんと聞こえているかを一緒に確認してみてください。ウィンカーのカチカチという音や、ギアをバックに入れた時のピーピーという音なども、聞いてみてください。(ちなみに停車中より、走行中はもっとそれらが聞き取りにくくなります)
もし、停車中に一生懸命聞いてかすかに聞こえた程度や、聞こえていないようでしたら
より一層の安全のために補聴器も付けることも考えてみませんか?
令和時代には、交通事故が減る事を切に願います。
今日も安全運転で。
岩永補聴器 熊本店 岩永