近ごろは、スマートフォンを上手に使いこなす方も多くなり、補聴器がスマホとつながってリモコンがわりになったり、通話ができたりすることに感動され、さらに便利に使われる方も増えてきました。
さて、いきなりですがここで問題です。
皆様はこのマークをどこかでご覧になったことはありますか?
何のマークかご存じでしょうか?
これは「技適マーク」といって、補聴器、ワイヤレスイヤホン、wi-fiルーター、スマートフォン、bluetoothスピーカーなど無線を使用する様々な機器に表示されています。
技適マークは日本の「電波法」で定められた技術基準に適合している無線機であることを証明するために記載するようになったもので、補聴器では本体に刻印されていたり、パッケージや取扱説明書に表示されている場合もあります。(当社で取扱っている製品には海外メーカーの補聴器でも技適マークがついていますので、ご安心ください)
このマークがついていない無線機を使うと「電波法違反」となる場合があり、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金となります。公共性が高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役または250万円以下の罰金となることもあるそうです。
今から6-7年前の事。 お店でお客様にお試し用の補聴器を準備していた所、お客様が本体を見ただけで「この補聴器は通信できるんだね?」と仰られました。まだ通信機能そのものが今ほど一般的ではなかった頃でしたので、びっくり。「どうしてわかるのですか?」とお聞きしたら「このマークがあるから」と言われ、技適マークの事を教えていただいたのでした。
お客様はある通信機器メーカーにお勤めだったためお詳しかったようです。
各補聴器メーカーのアプリもできることが少しずつちがって特色があります。
ご来店の際はスマートフォンもお持ちいただければ、アプリ操作のご説明もいたします。
ぜひこの機会にご来店ください。