こんにちは♪博多店の立石です。
40代になった頃から、スマホやパソコンで小さな文字が読みづらくなってきました。
私は本が好きで二十代のころは年に100冊は本を読んでいましたが、文字を読むのも億劫になってきて、今では読書量も4分の1以下に減ってしまいました。このまま年を重ねていくともっと見えづらくなるのかと思うと少し不安になってしまいます。
高齢になると老眼だけでなく、白内障や黄斑変性症で視界がかすんだりゆがんだりすることで、若い人とは文字や景色の見え方が違ってくるそうです。
読書は認知症の予防にもなるそうなので、文字が見えにくくなったとしても読書の習慣は続けられたらいいなと思っています。
文字も「ユニバーサルデザイン」に
障害やハンデがある方にも使いやすいモノづくりをする「ユニバーサルデザイン」という考え方がありますが、文字(書体)にもユニバーサルデザインがあることをご存知でしょうか?
「UDフォント」といって、濁点を大きくしたり、似た形は判別しやすいようにデザインされ、高齢者や視覚障害者の方の誤読を軽減する工夫がされているフォント(書体)のことです。企業や学校、自治体などで活用が広がっており、生活の中で目にする機会も増えてきました。確かに、看板や掲示物は以前よりも読みやすいものが増えたように感じます。視力が低下した人も生活しやすい環境作りも少しずつ進んでいるので、それほど不安にならなくてもいいかもしれませんね!
声も「ユニバーサルデザイン」に
人は20歳を超えると徐々に聴力が低下していきます。
耳の奥の内耳の中には、音を伝える役割を担う数万本の毛が生えた細胞(有毛細胞)が並んでいます。その有毛細胞の毛が加齢とともに減少することが、加齢性難聴の原因です。
加齢性難聴の特徴は
①高い周波数が聞こえない
加齢とともに高い周波数の音が聞こえなくなってきます。電話の呼び出し音や体温計の音などが聞こえにくくなり、くぐもったハッキリしない感じに聞こえてきます。
②小さい音は聞こえにくく、大きい音はうるさく感じる
リクルートメント現象といって小さい音は聞こえにくいのに、大きな音は若い人と同じか、若い人以上にうるさく感じます。
③ぼやけた、割れた、歪んだ音に聞こえる
周波数分解能が低下することで、音に含まれる微妙な周波数の違いが分からなくなります。
④早口の声は、分かりにくくなる
時間分解能が低下することで、音の認識に時間がかかるようになります。
加齢性難聴で言葉が聞き取りにくい高齢者の人も、話し手の少しの工夫で聞き取りやすくなることを知っていますか?
・大声でなく少し大きめの声でゆっくりハッキリ話す。
・正面から口の動きが見えるように話す。
・カ行・サ行・タ行・パ行をハッキリと発音する
高齢者施設のスタッフの人も実践しているところが増えていますが、この3点を話し手が意識することで高齢者の聞き返しや聞き間違いが減少します。
話し声も「ユニバーサルデザイン」することが当たり前の時代になるといいですね。
「補聴器」が聞き取り改善の一番の近道
補聴器には早口をゆっくりにしてくれる機能まではありませんが、高い音の聞き取りを補助する。混ざった音を判別しやすくする。小さな音は大きくしながら、うるさく感じる大きな音は抑えるなど、加齢性難聴の症状に合わせた機能が充実しています。高齢者との会話で困ったら、まずは気軽に補聴器を体験してみてはいかがでしょうか?
高齢者とのコミュニケーションで困ったときは、補聴器専門店の岩永補聴器グループにご相談ください。
福岡市(博多区・中央区・東区・南区・西区・早良区・城南区)、福岡市近郊にお住まいの方で聞こえでお困りの方は、岩永補聴器 ヒアリングデザイン博多店にご相談ください。
【岩永補聴器 ヒアリングデザイン博多店】
住所:福岡市博多区上川端町5-115(川端通り商店街内)
TEL:092-281-8700
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