こんにちは♪福岡エリアの訪問サポートを担当している立石です。
福岡市と周辺市町村へ聞こえのサポートでうかがう機会が多いのですが、ご高齢のお客様宅に訪問したときに、「お部屋が暗いな」と感じることがとあります。
部屋が暗いというのはインテリアの雰囲気ではなく、照明の明るさの事です。ご訪問するときは日中ですので、部屋が真っ暗ということではないのですが、昼間は照明をつけずに生活されている方が多いですね。補聴器の点検に支障はないのですが、暗い中で生活している高齢者とお会いした時は気になることがあります。
【明るさと聞こえの関係】
年齢を重ねるごとに聞き分ける力(聴力)は低下して小さな声は聞き取りにくくなりますが、実は見分ける力(視力)も年齢とともに低下することをご存知でしょうか?
一般的に聴力の低下が始まるのは30代から、視力の低下が始まるのは40代からと言われています。
目の中でレンズの役割をしてくれる水晶体ですが、高齢者は若い世代と比べるとピント調整作用が衰えてしまうため照明にも明るさ(照度)が必要になります。
一般的には40代では400ルクス、60代では600ルクス、80代では800ルクスが必要だといわれています。単純に考えても80代は40代の倍以上の照度が必要なんですね。
難聴の高齢者にとって、会話中の相手の表情や口の形、しぐさも重要な情報で聞き取りを助けるポイントです。難聴の高齢者と会話をするときは、明るいところで正面から話すなどの配慮が必要です。
聞き取りにくい時には声の大きさばかりに意識が向きがちですが、目から得られる情報も大切です。
【部屋を明るくすると声も明るくなる】
暗い部屋では話す人の声も無意識のうちに小さくなるそうです。部屋を明るくすることで、声も明るくなるなるんですね!確かに明るい部屋と暗い部屋を比べると、暗い部屋ではついつい小声になりそうです。
見えやすさは聞き取りの改善にもつながりますので、部屋の中で会話をするときは照明の明るさにも意識を向けてみてはいかがでしょうか?
岩永補聴器グループではご自宅へ訪問して聞き取り改善のお手伝いをしております。お気軽にお尋ねください。
岩永補聴器ヒアリングデザイン博多店
立石
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【岩永補聴器 ヒアリングデザイン博多店】
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