「何かゴォーーッて音がします」
当店の店内で初めて補聴器を着けた方からたまに出る第一声。
なぜなら、
目の前の換気扇から「ゴォーーッ」っと音がしてるから。
補聴器試聴中のお客様の真正面に換気扇が来るレイアウト、
結構なパワーがあるのか、そこそこの音がでる、
普通の人だと「うるさい訳じゃないけど、静かだと結構気になる」
くらいの音と言ったら伝わるか?
「結構気になる」音量なのだが、常に聴こえている人なら、
時計の針やコンプレッサーの音みたいに、
慣れたら意識から消えてるレベルの音なので、気にならなくなります。
でもお客様は「聴こえていない」状態から急に「聴こえる」になるから、
「ナニコレ?雑音?」と感じて、・・・冒頭のセリフになります。
お客様に「この換気扇が音出してます。」と説明して、しばらくすると
皆さん慣れて気にならなくなるので問題にはなりません。
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しかし、
とある、LDKに改装したお客様の家に行ったときに
「換気扇の音がうるさい」と言われた時の話だと、
ちなみに、そのお客様の家の換気扇はこのタイプ。
「強」で使うとなかなかの轟音が。
「この音を聴こえんようにしてくれ」と言われたが、
補聴器の全能力を駆使した結果、
「無理です。『強』は私もうるさいから!慣れるしかないです!」
と言い切ったのが懐かしい。
ちなみにお客様は慣れるまで「中」で使ってもらいました。
ケースバイケースです。
熊本店 小坂