こんにちは。 熊本店の岩永です。
今日は、アメリカの友人が紹介していた動画がとても素晴らしかったので、
こちらでも紹介させてください。
「パーキンソン病患者さんへの音楽療法」の動画です。
パーキンソン病患者さんが音楽を聞くと楽に歩けるようになる場合があるそうなのです。
こちらの動画は全編英語で日本語の字幕はないのですが
見ていただければわかります。
1分16秒までは、パーキンソン病の患者さんが、音楽なしで歩行器を使って歩いています。
その後、音楽が流れてきて、しばらくリズムを取った後、歩行器を使って歩き出されます。
2分40秒あたりからは、なんと歩行器なしで歩かれます。
そして、3分10秒からは、なんと! 衝撃の結末?!
調べてみた所、日本でもパーキンソン病患者さんの歩行障害への音楽療法は注目されているようで、順天堂大学の林明人教授が「パーキンソン病に効く音楽療法CDブック」と言う本をだされています。
アマゾンでその本の説明文には「パーキンソン病では、脳内の歩行リズムの障害があり、
音楽やメトロノームのリズムに合わせて歩行訓練を行うことが有効であると、
これまでにもアメリカなどから報告されていました」とあります。
実際この本を取り寄せて読んでみた所「脳は聴覚の刺激にも反応し、必要なときには耳から入る音のリズムを指標として、歩行リズムを整えることができます。そしてその能力を、人はふだんから無意識に活用しているのです」(p41)とありました。
聞こえと脳というのは、不思議で密接な関係があるのですね。