こんにちは♪岩永補聴器福岡店の立石です。
今回は以前読んで印象に残っている小説の話を書こうと思います。
それは筒井康隆『残像に口紅を』です。
私が読んだのは20年くらい前になるのですが、テレビ番組のアメトーーク!でも読書芸人企画でカズレーサーさんに紹介されて話題になっていたのでご存知の方も多いかもしれませんね。
少しネタバレになってしまいますがこの小説の冒頭には
「世界から言葉が消えていく」
と書かれています。
私も読んだときには驚きましたが、この小説の世界は物語が進むごとに使える言葉が減っていきます。
はじめに「あ」が消えるのですが、「あ」が消えると「あなた」も「愛」も世界から消えてなくなってしまうんです。
章が進むごとに言葉が消え、存在も消えていくのですが・・・。
続きが気になる方はぜひ読んでみてください。
今、私は補聴器専門店で聞こえのアドバイザーをしていますが、加齢とともに現れる老人性難聴の症状も「世界から言葉が消えていく」のによく似ているなーと思っています。
一般的には加齢と共に高い音が聞き取りにくくなるのですが、高い音が聞き取りにくくなると「サ」「タ」「カ」などの音からハッキリしなくなり、徐々に「フ」や「パ」なども聞こえなくなり、さらに症状が進むと日常の会話も困難となってしまいます。
もしかしたら気づかないうちに「サ」や「カ」がハッキリしなくなって「佐藤さん」と「加藤さん」の区別がつきにくくなっていることも・・・。
学生さんや会社員の方なら学校や会社で年に一度は健康診断で聞こえの検査を受けられますが、定年退職後は聞こえの検査を受けることも少なくなってしまいます。
もし聞こえに少し自信がなくなっているようでしたら気軽にご相談ください。
福岡市(博多区・中央区・東区・南区・西区・早良区・城南区)、福岡市近郊にお住まいの方で聞こえでお困りの方は、岩永補聴器 ヒアリングデザイン博多店にご相談ください。
【岩永補聴器 ヒアリングデザイン博多店】
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TEL:092-281-8700
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