こんにちは。小倉店の三根です。
暑さがいまだ続いており、台風も多くなってきていますが、これらに負けず連日、元気に
お客様のお宅にお伺いしています。
先日、私が歯医者に行った時の話です。
私が受付をしようとすると、ご高齢の女性の方が先に受付をされていました。
その為、通路を通ろうとすると少し狭いので、
私が「すみません、後ろを通ります」と言うとその女性は「お邪魔します」と言われました。
お邪魔します?一瞬、気になったので後で調べてみました。
本来、お邪魔しますとは仏教用語で
「仏の正しい道を妨げようとする悪魔」の事を「邪魔」と呼んでいました。
「家に上がって迷惑をかけてしまうでしょうがお許しください」という意味で使われます。
では、先程の女性の使い方はどうでしょうか?
私としては、言葉の使い方ももちろん大事ですが、例えそれが少し間違えていたとしても
言葉に出して相手を敬い、思いやる気持ちの方が大切だと思います。
ですので、女性の言葉の意味としては
「私がここに立っているので、狭くて通りにくく邪魔になってごめんなさい」
という事だと思いました。
改めて「日本語って良いなー」とほっこりする出来事でした。
他に間違いやすい言葉の使い方で
「おあいそ」という言葉があります。
おあいそとは会計という意味ではなく、店主がお客様から代金をいただくなんて
「お愛想がなくて申し訳ございません」と申し訳なさを込めて使っていた言葉です。
つまり、お客様が使う言葉ではないという言葉です。
ですが、さっきの話同様、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
ちなみに「おあいそ」の起源は京都みたいです。
小倉店 三根