朝晩はようやく涼しくなってきました。
もうすぐ食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋と過ごしやすい季節がやってきますね。
今日は読書の秋ということで本のご紹介をしたいと思います。
私は誰にも邪魔されずに集中できる通勤時の電車の中で読書をしています。
あまりに集中しすぎて乗り過ごし、隣駅まで行った事が2度ほどありますが。。
いつもは軽い感じの映像化されている読みやすい小説を読んでいるのですが、
今回は随分前から気になっていた吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」を読んでみました。
以前から定期的に平積みコーナーができるなど話題の本なので既に読まれている方も
多いと思いますが、私も遅ればせながら購入しました。
この本は1930年代に発行され、長年にわたり読み継がれていたとは驚きです。
主人公は15歳のコペル君(本名は本田潤一君で天文学者のコペルニクスから取った
あだ名です)。父親は亡くなっていて近くに住む母方の叔父に日常生活で体験した事や
悩みごとを聞いてもらい、何を感じたかを考えることで様々な問題や疑問を解決していきます。
また友人との関係、学校生活の中で自分自身の過ちを認め、いかにして立ち直るかを考えます。
そのために苦しむことができるのは人間だけであるという教訓を学んで成長していくという
話です。
はじめは内容が堅そうだなと思いましたが、問題事に直面する様子や心の葛藤の描写が詳しく
描かれていますのでスイスイ読み進めました。
最後には原作者の吉野源三郎の言葉で
「そこで、最後にみなさんにおたずねしたいと思います。君たちはどう生きるか。」
と問いかけられ、終わります。
今までぼーっと過ごしていましたが、日常生活にはそれぞれ意味があること、想像力を鍛えて考える力を養いながら生活していきたいと思いました。
宮崎駿監督も映像化されていますし(内容は違うようですが)、読まれていない方は
一度読まれてみてはいかがでしょうか。
博多店 寒竹
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