「騒音性難聴(職業性難聴)」と呼ばれる種類の難聴があります。一般的に言う、「大きな音で耳を悪くした」という所なのですが、4000Hzあたりの聴力が低中域に比べて落ちているのが特徴です。
私も経験上、2000Hzや3000Hzから急に聴力が落ちている方には「製材所で働いてた」「大工してた」「鉄工所で働いてた」「工場にいた」といった、大きな音がする仕事場にいた方がいらっしゃいます。
(必ずと言うわけではありません。聴力を見て、「騒がしい場所で仕事してましたか?」と聞いたら、「いいえ、役場で事務してました」というケースもありました)
こういったケースでは自分自身では聴力低下が実感できないため、なかなか気付きません。
ようやく聞こえにくさを実感した頃には補聴器で改善できなくなっている場合もあります。
一番大事な事ですが、一度落ちた聴力は戻りません。心当たりのある方は耳栓をするなど、耳を守ってください。
もし、聞こえにくいと感じたら、当店へご連絡くださいませ。当店には多数のお客様がご来店されますので、色々な聴力低下のパターンでの補聴器調整の経験がございます。おまかせください。
熊本 小坂